メディカルツーリズム

メディカルツーリズム
この本を読んで日本のような国民皆保険制度でよかったとつくずく思ったわけです。アメリカは保険会社から医療保険を購入するわけですが、経済的に負担できないなどの理由でより安い医療を受けるために海外(南米やらインドやら)にむかう現象をメディカルツーリズムと称しています。

この本はふつうの旅行案内本と同じです。前半が概論と注意事項、後半が各地の案内という二部から構成されています。前半は旅行案内とも読めますし、医療を受ける際の心構えをといた解説とも読めれば、プロジェクトマネージメント解説本にも読めます。確かにただでさえエネルギーを使う手術を言葉や文化の異なる外国でうけるのは大プロジェクトだと思います。それを助けるための旅行会社まであるというのがなんとも。日本の医療も崩壊寸前ですが、こんな金次第みたいな状況にはなってほしくないわけです。



メディカルツーリズム

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書評/健康・医学