時限捜査

時限捜査っていうタイトルが意味不明なんですが。普通のサスペンスものかと思って読み始め、なんか不思議な話だけれどきっと現実的な回答が用意されているのだろうと思っていたら結局SFオチだったという、なんとも、それだったらそのつもりで読んだんだけどなという、ちょっと残念な話でした。映画とかにむいた小説なのでしょうね。大型新人ってのはどうも?映画みたら原作読む気にはならないかもしれない。


時限捜査

  • ジェイムズ・F・ディヴィッド/公手 成幸
  • 東京創元社
  • 798円
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書評/ミステリ・サスペンス

白夜に惑う夏

普段推理ものはそれほど読まないのでこれが「本格」かはわからないです。英国沖のシェットランド諸島のある島で起きる殺人事件。それが島の閉鎖的な人間関係と感情のもつれを解きほぐしていきます。島の日常風景と島民の生活を描くタッチも、主人公の性格を反映してか冷徹な感じがして、島のおそらくはのどかだけれど寒い風景と合致しているのでは。



白夜に惑う夏

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書評/ミステリ・サスペンス

ジュールさんとの白い一日

修正中です。
長く暮らした伴侶の死に直面することの怖さを深く感じました。親族が死んだ時にはばたばたと事務的なことが流れていって、それが悲しさや寂しさを忘れさせる作用があるようにも思えますが、亡くなった相手とこうしてゆっくりと時間を過ごし、2人の人生と残された主人公の人生を振り返る事が無ければ、家族の死を受け入れることは難しいのでしょう。自閉症の少年も、客観的に感情を込めず語る言葉で、主人公を現実に冷静に引き戻す、良い役割でした。


ジュールさんとの白い一日

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書評/海外純文学

クラッシュ

うーん。傑作とか言われているけれど。なんなんだかよくわからない。
少なくとも、朝の通勤電車で読む本ではなかったかなと。
ポルノだろうけれど、興奮する?



クラッシュ

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書評/SF&ファンタジー

メディカルツーリズム

メディカルツーリズム
この本を読んで日本のような国民皆保険制度でよかったとつくずく思ったわけです。アメリカは保険会社から医療保険を購入するわけですが、経済的に負担できないなどの理由でより安い医療を受けるために海外(南米やらインドやら)にむかう現象をメディカルツーリズムと称しています。

この本はふつうの旅行案内本と同じです。前半が概論と注意事項、後半が各地の案内という二部から構成されています。前半は旅行案内とも読めますし、医療を受ける際の心構えをといた解説とも読めれば、プロジェクトマネージメント解説本にも読めます。確かにただでさえエネルギーを使う手術を言葉や文化の異なる外国でうけるのは大プロジェクトだと思います。それを助けるための旅行会社まであるというのがなんとも。日本の医療も崩壊寸前ですが、こんな金次第みたいな状況にはなってほしくないわけです。



メディカルツーリズム

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書評/健康・医学

天才をプロデュース

天才をプロデュース
ビートたけしのバイク事故ってもう十五年もまえになってしまった。当時は結構な話題になったし、退院記者会見にも驚いた記憶があるけれど。そんな危機的状況も含めてオフィス北野を仕切っている森氏の書いた仕事論がこの本です。プロデューサーってのがどんな仕事かイメージがわきにくいけれど、お金の収支を管理して、リスクを背負いながら、そのタレントの売り出し方や稼ぎ方を指示する仕事ということでしょうか。その三つとも揃わないとだめなのだろうなと。とくに自分は安全地帯にいて指図するだけというのではだめなのだろうと。
天才をプロデュース?

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書評/ルポルタージュ

グリーンサークル事件

グリーンサークル事件
全くフィクションだかノンフィクションだかわからなくなる、そんな感じの小説です。シリアの実業家が工場にやとった労働者が実はテロリストで、脅かされてその活動に巻き込まれてしまうというお話です。シリアという国で政治家にとりいってビジネスをすすめる主人公はテロリストを相手にしてもやはりしたたかです。こんなの相手に商売しなければならないなんて、中東で仕事してる日本のお父様がたご苦労様です。中東には関わりたくないなというのが実感だし、日本の政治家じゃ相手にされないだろう。


グリーン・サークル事件

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書評/ミステリ・サスペンス