終末のフール

snmocha2006-03-31

終末のフール
伊坂 幸太郎 (著)

単行本: 301 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087748030 ; (2006/03)

                                                                                  • -

出版社 / 著者からの内容紹介
あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。
2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。

内容(「MARC」データベースより)
「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。秩序崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は…。表題作のほか、「太陽のシール」「篭城のビール」など全8編を収めた連作短編集。

                                                                          • -

伊坂幸太朗は一時期一通りよんだけれど,久しぶりに新刊を読みました.
重い話を軽やかに描く作風は好きです.重い話を重く書かないと日本文学界では重く見られないだろうし,賞取りも難しいかもしれないけれど,読者には受け入れられるはずです.一頃の村上春樹みたいなものかな.にしても,連携する短編集っていう話,好きだねえ.

はてな年間100冊読書クラブ 81