スティーブ・ジョブズ-偶像復活 (単行本)

snmocha2006-07-04

スティーブ・ジョブズ-偶像復活 (単行本)
ジェフリー・S・ヤング
単行本: 544ページ
出版社: 東洋経済新報社 (2005/11/5)
ASIN: 4492501479

出版社 / 著者からの内容紹介
スティーブ・ジョブズは、世界最初の本格的パソコン、マッキントッシュを世に出し、世界中に熱狂的なMacファンを生み出した。しかし、自らスカウトしたCEOジョン・スカリーとの争いの末、アップル追放の憂き目に遭う――。ジョブズの人生劇の最初の幕がそこで下りたとすれば、本書はその続き、「復活編」とでも題すべき「第二幕」を中心に描いた“非公認”ノンフィクションです。
 大いなる挫折を味わったジョブズは、2つめの会社ネクストコンピュータと買収したCGアニメ映画制作会社ピクサーの経営を通じて「武者修行」をし、タフな経営者・交渉人としての手腕に磨きをかけました。その実績をひっさげ、経営難に陥った古巣アップルのトップの座に返り咲きます。そして、「偶像(アイコン)」復活で力を得たアップルは、iTunesiPodで音楽ビジネスに乗り出し、再び世界を熱狂の渦に巻き込んでいます。
 これだけでも十分劇的な人生ですが、それをさらに彩るのが、ジョブズの波乱万丈の私生活。養子としての生い立ち、インドでの放浪体験や禅・菜食主義への傾倒、数々の女性遍歴、最初の娘への複雑な感情、実母や実妹との出会い、妻ロリーンとの結婚等々・・・。ジャーナリスト出身の2人の著者は、実名・匿名の関係者への取材をもとに、生身の人間としてのジョブズの生きざまに迫ります。


内容(「BOOK」データベースより)
アップルコンピュータを創った男のビジネス史上最も偉大な第二幕。カリスマの虚像と実像を追った「非公認」ノンフィクション。

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アップル関係の本を読んだのは初めて.こんな人がボスだったら悪夢だね.ビルゲイツの下で働くのもつらいだろうけれど,どっちもどっちか.この人結局,デザイナー兼プロデューサーという感じで,プログラマーでもエンジニアでもないく,それでいて一番おいしいところだけ最後にかっさらってきたのだろうか.あこがれもしないし,こんな仕事の仕方をしたくもない.本としては,最初の頃のapplleIIを作り出す辺りまでは面白くて,その後のマッキントッシュ作る辺りはプロジェクトを乗っ取るジョブスにうんざりして,中盤のピクサーのくだりは,あまり興味が持てず,最後のOS-Xあたりは流れが簡素すぎてもう少し詳しく書いていてくれたらと.大学の時はmacをたまに使ったけれど,こんな会社が作っていたんじゃ,そらクラッシュしまくるわな.

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