特許のルールが変わるとき―知財大国アメリカを揺るがせた特許侵害事件「フェスト」

45fc8d28.jpg特許のルールが変わるとき―知財大国アメリカを揺るがせた特許侵害事件「フェスト」

高岡 亮一 (著)



単行本: 348 p ; サイズ(cm): 19 x 13

出版社: 日経BP社 ; ISBN: 4822243125 ; (2002/11)



出版社/著者からの内容紹介

先端技術開発をめぐって巨額マネーが飛び交うアメリカ特許市場。その存立基盤を150年にわたって支え、ときに凶暴なまでの影響力を発揮してきた異端の法理「均等論」の正当性を真っ向から争った特許侵害訴訟「フェスト社VS焼結金属鉱業事件」への密着取材を通して、米国の特許制度の特異性や過熱する特許紛争の内幕を抉った出色の法曹ノンフィクション。

筆者はアメリカ特許事情に詳しい気鋭の国際弁理士。2000年11月の“衝撃の判決”から最高裁判決(2002年5月)まで、2年間におよぶ法曹界、産業界の動揺ぶりを、当事者双方の特許事務所への直接取材などを通じて明らかにした。複雑な特許制度の仕組みと実務を平易な文章で明快に解説してあるので、ビジネスマンのための特許入門書としても最適。