日本型サラリーマンは復活する

snmocha2006-09-20

日本型サラリーマンは復活する (単行本)
田中 秀臣 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
サラリーマン社会を追い詰める、緩慢なデフレの脅威。日本型雇用システムの構造改革が叫ばれている。終身雇用・年功序列・企業内組合という三種の神器は、本当に悪なのか。成果主義の導入や雇用の流動化は、本当に必要なのか。一九二〇年代に流行した雑誌『サラリーマン』の分析等からサラリーマン社会の実相を歴史的に検証する。インフレ・ターゲット政策による日本経済の再生と長期的雇用関係が蓄積する人間関係上の信頼感やモラルの向上等に基づく日本型システムの再構築を唱える、気鋭の若手による注目の論考。

内容(「MARC」データベースより)
デフレにより、衰退に向かうサラリーマン社会。日本型雇用システムの構造改革が叫ばれている。しかし終身雇用・年功序列・企業内組合という三種の神器は、本当に悪なのか。サラリーマン社会の実相を歴史的に検証する。

日本にサラリーマンが出現してからの歴史を見せてくれる著作。
サラリーマンもいいように会社や日本の経済に利用されているだけという印象をうけるのだが。
現在のリストラブームや自助努力によるサラリーマンの苦境は、マクロな経済的な政策の失敗によるものというのが結論か?
少々、抽象論てきすぎて、それでどうするの、というのが見えない。政治の世界に進みたい人には読んでほしいけど。