今日、ホームレスになった―13のサラリーマン転落人生

snmocha2007-01-29

今日、ホームレスになった―13のサラリーマン転落人生 (単行本)
増田 明利 (著)

単行本: 172ページ
出版社: 新風舎 (2006/07)
ISBN-13: 978-4289005147
ASIN: 4289005144

内容(「BOOK」データベースより)
今やホームレスの40%は元サラリーマン―日本の格差社会が生んだ悲惨な現実がこれだ!!路上で暮らすかつての企業戦士たちを追ったルポルタージュ

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
増田 明利
昭和36年生まれ。昭和55年都立中野工業高校卒。ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。平成15年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な社会格差の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと今回の取材を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

地獄はあなたのすぐ横にあるってことです.サラリーマンにとっては会社を辞めるというのは,最後の手段なのだなと.判断が甘いと,ホームレスになるリスクが意外とあるようです.サラリーマンとは気楽な稼業ではないのですよ.
もちろんサラリーマン出身者以外のホームレスの皆様も登場します.皆さんよく自分の身の上話をしてくれたものです.著者が取材上手?それともホームレスさん達,自分の話をすることに(聞かれることに)飢えているのでしょうか.
いずれにしても読んでいてつらくなる本です.