Chemical

Chemical 51 2003/02/09

 イギリス人のワル(ロバートカーライル)がアメリカ人の天才元薬剤師(サミュエルLジャクソン)と協力して、一儲けするお話。結局、この薬剤師はイギリス人の家系だったということで、結局はイギリス人がアメリカ人をこけにしまくるというストーリー。イギリス人とアメリカ人の違いネタが多い。
 話の展開が速い。間延びしそうなシーンはいきなり早送り映像になっているから、これもアクセントになっていて、見ていて飽きない。かなりきたないシーンもあったのは閉口。
 アメリカ人「イギリスはアメリカの51番目の州だ。金はアメリカ人が全部独り占めするのさ」。イギリス人「イギリス人もフランス人も、アメリカ人は嫌いだ」。これ全部本当のことなんだろうと納得。
 前半で、ロバートカーライルがサッカーキチガイとなっていたにもかかわらず、最後の試合観戦のシーンでは割合冷静に試合を見ていたのが、ちょっと期待と違った。もう少しこの辺は違う作り方ができたんではないか。